一番簡単なコーヒーのいれかた

コーヒーは好きだけど、家でうまく淹れる事ができないと言っている方に、たくさんお会いします。
お店でも抽出する方法はいろいろと違って、それぞれこだわりを持っているので、淹れ方も違っていたりします。時間を計測しながら、お湯の投入量を決めていたり…

そのあたりで、混乱して諦めることもあるとおもうので、今回は初級編として一番簡単なコーヒーの淹れ方を書いておきます。

簡単とは言っても、必ず必要になるものがあります。
最初は安価なもので大丈夫です。

カップに直接落としていくスタイルから始めてみましょう。

必要な道具

1.ドリッパー

珈琲豆を入れて、お湯を投入して注湯するもの。できれば円錐形のものを用意するのがいいです。

オススメのドリッパー
HARIO v60

2.フィルター

ドリッパーにセットして豆を入れるところ いわゆる濾紙。


おすすめのフィルター

HARIO V60用フィルターの白色 
みさらしの茶色のものもありますが、紙の匂いが少しするので個人的には酸素で漂白した白色のフィルターがおすすめです。
サイズがドリッパーの大きさに合わせて存在するので、1人〜2人用なら01サイズ、2〜4人用なら02サイズを選びましょう。

HARIO(ハリオ)
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3.コーヒーミル

豆を挽いて細かくするもの。本来の味を出してあげたいので、なるべく細かく挽けるものがオススメです。1人分なら手回しのものでいいです。電動のものもたくさんあって、値段もピンキリですが、カッターの刃ではなく、臼型の形状で潰す形状のものだともっとよし。

おすすめのグラインダー

TIME MORE タイムモア 
粒度を細かく調整可能なのでおすすめです。

4.デジタルスケール

入れるか迷った道具で、なくてもなんとかなるけど、お湯の量を入れすぎると薄くて美味しくないので、キッチンにあれば是非使ってください。コーヒー用じゃなくて良いです。

おすすめのスケール
お湯の量が測れたら、なんでもいいです。多少の誤差はあるけれど、最初はお家にあるやつでいいです。

簡単なコーヒーの淹れ方

今回1人分 コーヒー豆 12g使います。
お湯 180cc

1、お湯を沸かしている間にドリッパーにフィルターをセットして、コーヒー豆をミルにセットして細かく挽きましょう。

2、コーヒーカップの上に、挽いた豆を入れたドリッパーをセット。

注ぐお湯の量をはかるため、スケールの上に置いて、メモリーをゼロにしておきましょう。

3、30ccを目安に、豆の全体が浸る程度にお湯を注ぐ。豆の状態によりますが、ガスが出てポコポコと豆が膨らんできます。

4、ポコポコと湧き出るガスが落ち着いたら、真ん中をめがけて、円を描きながら、残りのお湯を180cc注ぎましょう。
スケールが180cc程度まで達したら、お湯を注ぐのをやめて、落ちきるまで待ちましょう。

終わりです。

ドリッパー1つとっても、お湯の落ちる速度が違って、出来上がる味も変わってきます。注ぐお湯の量を決めて、分割したり、時間を測ったりしますが、最初は気にしないで、慣れてきたら、少しずつこだわってみましょう。

追加であったら良いもの

サーバー

ビーカーのようなもので2人分以上を淹れたい場合は必要です。

細口ケトル

お湯を沸かしてドリッパーに注ぐときコントロールできたほうが、よし。

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この記事を書いた人

crew roasterのアバター crew roaster 焙煎担当

クルーコーヒーの店舗の設計と施工を担当し、焙煎を担当しています。
珈琲豆にとって一番美味しい状態を探して、焙煎することを心がけています。
珈琲は「苦くてなんぼ!」な深煎りが好きだったのですが、無農薬栽培の珈琲豆を焙煎するようになってからは、好きな焙煎度は、「中浅煎り」になりました。

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