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クルーコーヒーができるまで その2

次はカウンターとなる部分の床を同じように作っていきました。あえてキッチン部分と高さを変えて、フラットではなく用途に応じて段差のある空間へと変貌させます。

床に段差をつけたのは、一体なぜか?

深い意味はなく、元の状態にするのが嫌だったのと、家の中に入るのではなく、空き地をイメージして、外との高さを段階的に埋めていくことにしたのです。

まだ床のできていないうちに、メインカラーを決めて、全体メインのカラーは、黒に近いグレーで壁を塗っていきました。

古民家となると、汚れを隠して清潔感を出したいので、白と茶色の世界になりがちなのですが、白を使わないという方針を定めて進めていきます。

オープンするまで、白の塗料は買っていません。

なんの意地か、よくわからないのですが…。

色を塗りながら、カウンターを造作。


床部分は掃除のしやすいフロアタイルを敷き詰めて、キッチンには、給水と排水を整えて、シンクと手洗いを完備。


このとき、ガス給湯器のことを忘れていたのですが、焙煎機は電気の予定で、お湯はガス給湯にしようと思っていたのですが、ガスが何故か二階にしか配管されていないという謎仕様だったため、ガス配管を引き込む費用が実費でかかるということでプロパンガスを導入することを諦め、ガス代を考慮すると高くなるだろうと、電気温水器を購入して接続することにしました。

エアコン設置も一苦労

あと暑いし、寒いということが容易に想像できるのでエアコンを購入して設置します。
土壁へ直接室内機を取り付けるのは重量的に厳しいのでボードを貼ってからの設置としました。エアコン設置自体は、道具だけレンタルして、あっけなく完了です。真空ポンプを使ったり、配管をフレア加工したりと初めての作業もありましたが、楽しい作業でした。

ここまで、業者に外注したのは、古い水道管を新しい水道管につなぐために、近所の設備屋さんにお願いしただけです。
この設備屋さんは、以前他の物件で取引したことがあるのと、目の前にあるので、元々大家さんともお付き合いあるそうでしたので、お付き合いも兼ねてお願いすることにしました。

次は、玄関はどうしよう??

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この記事を書いた人

crew roasterのアバター crew roaster 焙煎担当

クルーコーヒーの店舗の設計と施工を担当し、焙煎を担当しています。
珈琲豆にとって一番美味しい状態を探して、焙煎することを心がけています。
珈琲は「苦くてなんぼ!」な深煎りが好きだったのですが、無農薬栽培の珈琲豆を焙煎するようになってからは、好きな焙煎度は、「中浅煎り」になりました。

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